出張買取のデメリット

約束の時間帯に必ず自宅にいなければならない

出張買取は、自宅など指定した場所まで業者が訪問してくれます。そのため、約束した時間帯には待機している必要があり、その点がデメリットといえます。もちろん、訪問の日時についてはできる限り依頼者の都合を優先してもらえます。それでも、移動距離や交通状況などによっては多少のズレが生じることも出てくるでしょう。また、中には家族や周囲に知られずにブランド品の買取を利用したい人もいるかもしれません。その場合、予定より家族の帰宅が早かったり突然の来客があったりすると知られてしまう可能性があります。ただし、買取業者によっては当日のキャンセルや急な日時変更が可能なところもあるため、予定が変わったときは相談してみた方がいいでしょう。

査定額に納得がいかないときでも断りにくい

買取は、査定額に納得がいかないときはキャンセルすることが可能です。出張買取の場合も例外ではありません。その場で査定してもらい、金額に納得がいかなければキャンセルできます。しかし、中には査定額に納得できなくてもそのまま売却してしまう人もいるでしょう。「わざわざ来てもらった」という思いから断りにくいと感じる人にとっては、出張買取はデメリットといえます。特に押しが強い買取業者だと、断れない人もいるかもしれません。実は、出張買取もクーリングオフの対象です。突然の訪問での買取や押しの強い買取業者だった場合、クーリングオフが成立する可能性があります。これらの条件のもとで売却した場合で、もしも納得がいかないと感じたときは早めに消費生活センターに相談しましょう。